また合格する為の勉強方法があれば教えて下さい。
こんな質問に回答いたします。
本記事の内容
・FP3級を勉強するメリット
・FP3級のおすすめのテキストをご紹介
・FP3級独学で勉強する方法
・FP3級合格に必要な勉強時間について
どうも、2021年5月の試験でFP3級に合格した Satoken(@sugar_k6)です。
僕は2週間の勉強でFP3級を合格できました。今回はその時に使用したテキストや勉強方法を解説します。
FP3級を受験する迷っている方や受検をするけど勉強方法がわからないという方は、こちらを参考にしていただければ疑問が解決できます。ぜひ最後まで読んでみて下さい。
FP3級を勉強するメリット
いまこの記事を読んでいる方はFP3級を受検する方、もしくは受検しようかどうか迷われている方ではないでしょうか。
なので、ある程度ファイナンシャルプランナーがどんな資格なのかについてはご存知だと思いますので、まずはFP3級を勉強するメリットから確認していきたいと思います。
プライベートでもお金の知識が必要な時代
昔は郵便局や銀行にお金を預けていれば利子でお金が勝手に増えていく時代があったのですが、現在はみなさんもご存知のように、銀行に預けていてもほとんどお金は増えません。
保険だって様々な種類の保険が存在し、入っていれば安心だからと言われるがままの保険に入っている方も多いのではないでしょうか。
古からの日本人の習慣のようなもので、親がやっていたことを真似しているだけではお金は増えず、むしろ昔とは条件の異なる現代では損をしている場合もあります。
FP試験の学習内容は就職・転職・キャリアアップに有利なだけではなく、私たちが生活する上で必要な知識ばかりです。今のうちに金融リテラシーを高めて将来充実した人生を送れるように準備しておきましょう。
どんな時に役立つのか
ではFP3級がプラベートでどんな時に役に立つのか見ていきましょう。
例えば…
- 保険の見直し
- 住宅の購入
- 子どもの教育費
- 老後の生活資金
- 余裕資金の投資先
- 相続対策
いかかでしょう、けっこうみなさんがいつも考えていることではないですか?
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自分の人生での中で役に立つお金の知識なので勉強しておいて損はないと思います。
自分のお金は自分で守っていかないと実は搾取される一方なんですよ。
迷っているなら受けてみる
ここまで読んでFP3級を受検するか迷っている方は、勉強する暇がなかったり、落ちるのが怖かったり、と色々と出来ない理由を考えてしまい一歩踏み出す勇気が出ないだけだと思います。
迷っているなら受けてみる。
何事もまずは行動を起こさなければ始まらない。
決意をした瞬間からみなさんは合格する権利を得られるのです。
FP3級の試験概要
続いてはFP3級の試験概要をみていきます。
試験までの計画を立てるために重要な項目なのでチェックしておいてください。
試験実施機関
FP技能検定の実施機関は、次の2つがあります。
受検の申込みや詳細については各試験実施機関で確認して下さい。
試験日
試験は9月・1月・5月の年3回実施されます。
それぞれの試験の法令基準日は、9月試験はその年の4月1日、1月・5月については、前年の10月1日となります。
試験についての詳細は下記リンクから確認お願いします。
受検資格
FP3級の受検資格は特になく、だれでも受検可能です。
FP3級の出題内容と合格基準
続いてはFP3級の出題内容と合格基準を確認していこうと思います。
試験種
3級FP技能士を取得するためには、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
午前→学科試験
午後→実技試験
両方合格して3級FP技能士取得になります。
学科試験
午前中に行われる学科試験は、マークシート形式で、試験時間は120分です。
学科試験の問題は金財・日本FP協会ともに同一です。
出題形式:マークシート形式 ○✗式30問、三答択一式30問の合計60問
試験時間:120分
合格基準:60点満点で36点以上←6割以上の正答
実技試験
午後に行われる実技試験は、金財と日本FP協会で内容が異なります。
そのため。実技試験をどの科目で受験するかによって申込先が異なります。
金財
出題範囲:事例形式5題
出題科目:個人資産相談業務 or 保険顧客資産相談業務
試験時間:60分
合格基準:50点満点で30点以上 ←6割以上の正答
日本FP協会
出題範囲:マークシート形式 三答択一式20問
出題科目:資産設計提案業務
試験時間:60分
合格基準:100点満点で60点以上 ←6割以上の正答
合格率
直近で2021年5月に実施された試験の合格率を見てみます。
金財
学科試験・・・47.81%
実技試験(個人資産相談業務)・・・59.63%
実技試験(保険顧客資産相談業務)・・・47.76%
日本FP協会
学科試験・・・83.25%
実技試験(資産設計提案業務)・・・76.65%
国家検定ですが、FP3級は意外と合格率が高いです。
FP3級の勉強時間の目安
FP3級の一般的な勉強時間の目安を確認していきます。
試験予定日を決めたら勉強時間の目安から逆算していつから1日どれくらいの学習が必要なのかを考えていきます。
通常の目安は3ヶ月程度
FP3級の内容をしっかり身につけ、理解して合格を目指す場合の勉強時間の目安は、80〜150時間程度とされています。
1日あたりで2時間を勉強時間に当てることができるのであれば、2〜3ヶ月程度が目安となります。
ここは各個人のライフスタイルなどもあり必要な時間は人により変わってきますので、まずは試験日を決めて、それに合わせて勉強をスタートさせましょう。
独学でも最短2週間で合格は可能
試験に合格するだけであれば、集中して勉強をすれば2週間で合格は可能です。ただし気合と根性が必要です。
時間がなくて勉強ができないという方は、試験日から逆算して2週間前から予定は一切入れず、試験勉強だけに集中できる環境を自ら作っておく必要があります。
試験に合格するだけなら満点を取る必要は無く、最低限の合格ラインに届くことを目標にすれば2週間での合格は可能です。ただし合格するためだけの学習では後々意味がないので合格後も継続してFP知識は学ぶようにしておきましょう。
経験上、FP3級の中身を知らない方や金融の知識があまり無い方で、最低2週間の勉強時間も取れないって場合は合格を目指す事が難しく受検料が無駄になるので受検は断念した方が良いでしょう。
ここで使用するFP3級のおすすめテキスト
FP3級の勉強をするのにどんなテキストを用意すればいいかわからない方は、これから紹介するテキストだけであれば問題ありません。
私も実際に使って2週間で合格できた経験があります。高い教材を売付けたりはしないので安心してください。
おすすめのテキストはこれ!
FP3級のテキストはたくさん出版されていますが、私がおすすめするのは「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」です。購入の際は最新版を購入するようにして下さい。
注意ポイント
表紙にどの時期の試験に対応しているか記載してあります。内容は毎年法改正等で変わるので古いもので学習をしても意味がありませんのでご注意を。
これがないと勉強を始められないのでとりあえずゲットしておきましょう。
おすすめの問題集はこれ!
テキスト同様、FP3級の問題集もたくさん出版されています。こちらもテキストを同じシリーズで「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」です。
ポイント
合格する為には過去問を徹底的に解いておく必要がありますのでこちらも合格する為にはマストなので購入しておきましょう。
こちらも購入の際は、最新版か確認をして購入して下さい。
2週間で合格する為の勉強方法
受検の申込みをして受検日は確定させ、テキストと問題集も揃えたら、次はやっと本題の勉強方法に入ります。
2週間で合格を目指すということは短期集中で勉強を無駄なくこなしていく必要があります。ここからは気合を入れていきましょう!
ここでは先に紹介したテキストと問題集を使っての勉強方法を解説していきます。
①:まずは一度テキスト全にて目を通してみる
まずは脳みそにこれから勉強する内容を軽くインプットさせておく必要があります。
いきなり普通の勉強を始めても専門用語や難しい知識は頭に入ってこないし、わからないので集中力が続きません。なので抗体を作るためにも、一度、テキストを全て目を通してく必要があります。
今回使用するテキストは6チャプターに分かれているので、1日2チャプター読んで3日くらいで読んでしまいたいところです。
②:もう一度最初から読みながらセクション毎に問題集を解く
①で1冊読み終わった頃にはすでに頭は勉強脳に変わっていると思います。次は本格的な学習の開始です。
もう一度テキストをはじめから読みますが、次はチャプターの中のセクション毎に問題集を開いてチャプターのセクションの学科の過去問を解いていきます。
セクション毎に学科の問題が終わったら実技の過去問が用意されています。全て解くのではなく、自分が受ける実技の内容のところだけ問題を解きましょう。
これは少し時間がかかりますが土日を含め、できればこれを2周はしておきたいところです。
③:間違えたところは必ず復習する
問題集で過去問を解いて間違えたところは放置せずに、すぐに復習をしましょう。
ポイント
すぐに復習をして何を間違えたのか理解しながらでないと、間違えたところはその後も間違え続ける可能性が高いです。
勘違いをした記憶は時間が経つと、記憶の上書きが難しくなってきます。
問題集の解答のポイント解説部分は問題を解く度に読んでおくことをおすすめします。
④:全て終わったら次は問題集のみ最初から解いてみる
ここまで来ると試験日3日前くらいになってます。②、③が2周くらいできれば大体の内容は頭に入っていると思いますので、その状態で次は問題集のみを最初から解いてみてください。
自分が思っているよりも問題が理解できていて、意外と解けてるのではないでしょうか。
ここで合格に対しての自信が湧いてくるはずです。
試験までもう少しなので頑張ってください!!
⑤:間違えたところは苦手なところなので要チェック
④で間違えたところは、だいたい少し苦手だなと思っている部分だけになっていると思います。
ポイント
間違えた部分に付箋等でマーキングをして後で間違えた部分を見返せるようにしておきましょう。
⑥:問題集の総合問題編を解いて採点してみる
①〜⑤が一通り終わって、試験2日前になったら、問題集の終わりの方にある総合問題編を解いてみて、今の実力をみてみましょう。
試験と同じ条件で問題を解いてみて合格点以上が取れていれば、本試験で合格の可能性が高くなっています。
ここでも⑤と同じように、間違えたところを復習して、できるだけ苦手を克服しておきましょう。
会社員が短時間の独学で合格するコツ
会社員の方の中にはなかなか定時で帰れなかったり、土日も仕事になったりときっちり勉強の時間を確保できない場合もありますよね。
私の場合、朝は6時台に家を出て帰り着くのが夜9時って事は当たり前。それに土日もたまに仕事なったりしています。
忙しい中でも合格するために私がしていたことは以下の通りです。
とにかくFP3級に全集中する
時間をかければ絶対成功するわけではない。でも時間をかけないと絶対に成功もしない。1日の時間は変わってないのに新しい事を始めても時間がないのは当たり前。時間をつくる為にはまず何かをやめる事。じゃないと前に進むことは難しい。#ブログ初心者 #初心者ブロガー#ブログ初心者と繋がりたい
— Satoken|ブログ×投資×哲学 (@sugar_k6) July 5, 2021
受検を申込みした後は、忙しいなんて言い訳は通用しません。やるからには絶対に合格するという意識を持ってFP3級に全力集中することが大事です。
ちなみに私の場合は、妻に受検料がもったいないので絶対に合格しないと許さないと脅されていましたので、いい刺激になったと思います。
とにかく、何かをやるために時間を作らなくてはいけないということは、何かをやめなくてはいけません。
空き時間は全て過去問道場で問題を解きながら学習する
私の場合は、仕事で家を出た後はテキストや問題集を持ち歩いて時間があれば勉強をするというのは、少し難しところがありました。
ですが少しでも時間を無駄にしたくなかったので空き時間に何かやれることがないか探した結果、良いWEBアプリを見つることができました。それが・・・
これは過去問がランダムで出題され、ひたすら解くためのWEBアプリとなっております。間違えても丁寧な解説が出てくるのでその場で復習も可能というなんともありがたいサイトです。
私の場合は、通勤中や昼休み等、少しでも時間があればこれを使って勉強していました。試験当日もテキストはほぼ開くことはなくこれを使っていました。
成績詳細で分野ごとの正解率が円グラフで表示されたりして、自分の苦手な分野がひと目でわかるのでとても便利です。
まとめ:FP3級を勉強してプライベートをより豊かにしよう!
今回は、FP3級を2週間で合格するための勉強方法とテキスト・問題集についてお話してきました。
6つの勉強ステップと過去問道場を2週間、徹底的にやっていけば合格を目指すことができます。
不安になる必要はありません。とにかく挑戦してみないことには始まらないのです。
FP3級を勉強してプライベートをより豊かにしていきましょう!
今回は以上となります。