こんなお悩みを解決します。
気がつくと浴室に赤カビや黒カビが出てきて、毎回ゴシゴシ洗うのって辛いですよね。
お風呂場の掃除って意外と労力がいるし、頑固な汚れが多いのでなかなか大変です。
実は浴室床の赤カビってカビキラーで簡単に落とす事ができるんですよ、知ってましたか?
本記事の内容
・そもそも赤カビとは何なのか
・赤カビを落とす洗剤は何がいいのか
・掃除に掃除に必要な道具
・掃除の方法を知りたい
・赤カビの予防方法とは
休日はお掃除パパになる、さとけん(@sugar_k6)が色々な掃除方法を試しています。
その中でも簡単で楽チン、誰でもできる掃除方法を紹介しています。
この記事では、発生した赤カビを簡単に落とす事と、赤カビの予防もできますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
そもそも赤カビって何なの!?
この写真は、さとけんハウスのほっカラリ床です。ところどころピンクになってなんだかヌメっています。
カビの種類にはたくさんありますが、お風呂では赤カビと黒カビがよく発生しています。
赤カビは浴室に出てくるピンクの汚れで、赤カビ以外にもピンクカビやピンク汚れなんで呼ばれていたりもします。
発生する場所としては、特に目立つ場所で言えば浴室の床。
その他では、シャンプー等のボトル裏、浴室の隙間、排水溝周りなどがあります。
まず赤カビの正体を知ることから始めましょう。
赤カビの正体とは?
お風呂で発生する赤カビは、実はカビではなく「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。
25℃前後の高温多湿の状態で発生しやすく、水分だけで増殖できるという特有の性質を持っています。
毒性はなく、害を及ぼすものではありませんが、放置したままでは不衛生で黒カビの発生源にもなります。
ポイント
洗剤に対しても強い耐性を持ち繁殖スピードが速いので、こまめに掃除をしていてもすぐにまたピンク汚れが出てきてしまいます。
赤カビと黒カビの違い
黒カビは「クラドスポリウム」という名称で、湿気があるとことを好むカビです。
お風呂はもちろんの事、エアコン内部や洗濯機、壁、洗面所など家中のあらゆるところで繁殖します。
黒カビ自体には毒性がありませんが、体内に入ってしまうと喘息やアレルギー、気管支疾患等の原因にもなります。
なので赤カビ発生時に対策ができていれば黒カビはほぼ見る事はないでしょう。
なぜ赤カビは発生するのか
赤カビはこまめに掃除をして清潔にしていたとしても、何回でも発生します。
黒カビは胞子を飛ばして繁殖するので、発生源を掃除して消すことで増えるのを防げます。
しかし、赤カビは空気中に常に存在している菌なのです。
なので換気をしていたとしても、空気中にロドトルラは存在しているので発生源を無くすことは難しいのです。
赤カビを落とす洗剤は?
ここでは、赤カビの落とすためにはどんな洗剤があるのかを見ていこうと思います。
汚れ具合によって効果があったりなかったりしますので、興味があれば色々試してみるのも面白いと思います。
参考
赤カビは酸性の性質をもっているので、効果的に落とすにはアルカリ性の洗剤を使用する必要があります。
とりあえず、カビキラーが効果バツグン
お掃除パパの私が色んな洗剤や掃除方法を試してみましたが、どれも時間も手間もかかった上に、そこまでの効果は得られませんでした。
結局行き着いたところは「カビキラー」でした。
赤カビにはカビキラーが洗浄・再発防止ともに効果はバツグンで作業は洗剤をスプレーでかけるだけなのでとっても簡単です。
ただし使用する前は、本体の説明を必ず読んで、目立たない場所でテストしてから使って下さい。
カビキラーの成分で浴室の素材を痛める可能性があります。
注意ポイント
塩素系洗剤の為、酸性洗剤と混ぜると有毒なガスが発生してしまう危険があるのでカビキラーを使用する際は必ず単独で使って下さい。
この記事ではカビキラーを使った掃除方法を解説しています。
その他の洗剤
その他のアルカリ性の洗剤としてはこちらになります。
・重曹
・セスキ炭酸ソーダ
・アルカリ電解水
その他に、エタノールを使用する方法もあります。
赤カビ掃除に必要な道具
続いて、赤カビ掃除に必要な道具について、解説していきます。
赤カビ掃除に必要な道具
・掃除道具①:ブラシ
・掃除道具②:ゴム手袋
・掃除道具③:バスシューズ
・掃除道具④:マスク&ゴーグル
掃除道具①:ブラシ
まずは使用するブラシですが、我が家で実際に使っているこのような形のブラシが良いかと思います。
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ブラシだったらなんでも良いというわけではなく、使いやすく、疲れにくい物を選ぶのがポイントです。
浴槽に使うスポンジをそのまま使っている方も多いと思いますが、床には水を流すための目地があるので、できるだけこの目地を掃除できるようにブラシを使うことをおすすめします。
掃除道具②:ゴム手袋
洗剤を使う際は、必ずゴム手袋を使用して手に洗剤が直接肌に付かないように注意して下さい。
特に強力な洗剤の場合は必ずつけておいた方が良いです。
肌荒れの原因にもなりますので、もし手に洗剤がついてしまった場合は、すぐに流水で洗い流して下さい。
掃除道具③:バスシューズ
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足を濡らさずにお風呂掃除ができる便利アイテムのバスシューズ。
バスシューズがあれば足が濡れないので自由に掃除を楽しむ事ができますし、洗剤も付かないので安心です。
私が使っているものは昔からのスタンダードなものですが、最近ではおしゃれなものもあるようです。
バスシューズのおすすめについては、コジカジで記事がありましたので参考にされて下さい。
→バスシューズのおすすめ7選!お風呂で履くスリッパってなに?
掃除道具④:マスク&ゴーグル
換気をした環境下で清掃を行うことはもちろんですが、のどや目を守るためにはマスクやゴーグルを使用することもおおすすめします。
人体に直接的な影響を及ぼす危険性があるので安全には配慮しましょう。
洗剤を使う際は、どの洗剤を使うにしても安全対策は必要です。
赤カビの掃除方法
それではここからはカビキラーを使った掃除の方法を解説していきます。
掃除方法は簡単なので、あっという間に終わってしまいますよ。
赤カビの掃除方法
・掃除方法①:シャワーで床全体を軽く濡らす
・掃除方法②:全体にカビキラーをかける
・掃除方法③:薄く伸ばして5分くらい放置
・掃除方法④:シャワーで綺麗に洗い流す
掃除方法①:シャワーで床全体を軽く濡らす
まずは床全体にシャワーをかけて軽く濡らします。
水が多すぎると洗剤をかけた時に流れていってしまうので、かけ過ぎた場合は流れるのを少し待つか、スクイジーで拭き取ります。
掃除方法②:全体にカビキラーをかける
床が軽く濡れている状態で、全体にカビキラーをかけます。
この時かけ過ぎないようにしてください。
カビキラーは結構洗浄力があるので少しだけで十分です。
床面は広いので全体にまんべんなくかけると、あっという間に液はなくなってしまいます。
掃除方法③:薄く伸ばして5分くらい放置
ある程度カビキラーをかけたら、あとはブラシで薄く伸ばして下さい。
伸ばす際にカビキラーが足りなければ追加でワンプッシュ。
ブラシで軽く擦りながらカビキラーを伸ばしていき、目地にも成分が行き渡るようにしましょう。
全体に液を伸ばせたら、5〜10分ほど完全放置でOKです。
ピンク色が消えてくるので目視で確認して下さい。
掃除方法④:シャワーで綺麗に流す
ピンク色が消えたら後はシャワーで綺麗に流すだけです。
成分が残らないように丁寧に洗い流して下さい。
注意ポイント
カビキラーの成分が残ってしまうと、体についてしまったり、他の洗剤を使用する際に混ざってしまう危険があるので丁寧に洗い流して下さい。
赤カビを予防する方法
続いて、赤カビの予防方法について、解説していきます。
上記の方法で清掃をしておけば、当分の間は赤カビが発生することはないと思いますが、油断をすればまたピンク祭りに入ります。
そこで予防をしておけば、赤カビはもちろんですが、黒カビの繁殖も抑えられることになりますので予防はやっておきましょう。
赤カビを予防する方法
・予防方法①:水をかけて風呂場の温度を下げる
・予防方法②:水分を拭き取る
・予防方法③:換気をする
初めにお伝えしましたが、ロドトルラは25℃前後の高温多湿の状態で発生しやすく、水分だけで増殖できるという特有の性質を持っているということを踏まえて対策をする必要があります。
関連
防カビのコーティング剤のような製品も売られていて、使った事もありますが、カビキラーを使用すれば同等の効果を発揮しますので、あまり必要ないかと思っています。
水をかけて風呂場の温度を下げる
入浴後はシャワーで、浴室全体にまんべんなく冷たい水をかけて浴室の温度を下げましょう。
温度を下げると共に、浴室に飛び散った皮脂や石鹸カスを洗い流すことにもなります。
汚れは毎日の積み重ねとなりますので、赤カビや黒カビの好物となるものが残らない様に都度綺麗にしておく事が大切です。
入浴後の冷水での予防は重要です!!
水分を拭き取る
赤カビは水分だけで増殖するという性質があるので、浴室の冷却後は水気を拭き取っておく事で増殖が抑えられます。
しかしこれはなかなか大変な作業で時間がかかります。
できればしたいところですが、時間が無い時などはスクイジーで水分を切っておくだけでも効果はあるかと思います。
水分を拭き取る以外にも初めからシャンプーボトル等は吊り下げておくという手もあります。
参考
底面を接地させる小物類はなるべく接地面を少なくして、水分が早めに切れるようにしてあげる事でカビ予防の効果が出ます。
換気をする
水分が早めに切れるように換気をすることは重要です。
窓が開けられるのであれば寝るまでの間は、極力開けておきましょう。
換気扇も必ず回しておきましょう。
最近の家は24時間換気が付いている家も増えてきています。
また、浴室暖房乾燥機が付いている場合はそれを有効利用することをおすすめします。
ただし、浴室の皮脂や石鹸カスを洗い流していない場合は乾燥機の熱によって汚れが硬化する場合もありますので、浴室掃除をしていない場合の浴室乾燥機使用はおすすめしません。
浴室を綺麗に保つために、洗濯物を乾燥させる際も綺麗な状態で浴室乾燥機を使用する事をおすすめします。
まとめ:カビキラーを使って風呂掃除はラクをしよう
最後まで、本記事をお読みいただきありがとうございました。
あったかくなってくる5月頃からのこの赤カビ問題って結構悩ましいですよね。
特に浴室の床は目地があるので赤カビが発生するとその目地がピンク祭りになるので、掃除が結構大変なんですよね。
私も休日にブラシでゴシゴシ掃除してましたが、これがかなりきつい。
でもカビキラーを使えば、今までの苦労が嘘のようにあっという間に清掃完了です。
赤カビは黒カビ発生前に必ず発生しますので、赤カビの段階でしっかり予防しておけば黒カビ発生は最小限に抑えられます。
ピンクカビを制す者は、黒カビをも制す!と言っても良いかもしれません。
今回は以上です。